蓮根のチカラ

すっかり秋めいて、我が家の近くの銀杏並木も紅葉し、お散歩の度に美しさに感動する日々を過ごしています。

マクロビオティックでは秋は“金”のエネルギーに属していて、『肺と大腸』が活発に働く季節とされています。言い換えれば、肺と大腸がとても疲れてしまう季節ということです。

働いたら栄養をとって休む、これが一番いいですよね。
では、どんな栄養をとればいいか、ここがとても重要です。

栄養といえば、一日30品目をバランスよく食べると思う方が多いと思いますが、これ大きな勘違いなんです。なぜなら、肺と大腸が必要とするものは30品目の品数ではないからです。

体に良いと言って、トマトやピーマンを食べても、スムージーを飲んでも、肺と大腸には無関係!的外れ!

実は旬の食材は、各季節に活発に働く臓器の食薬(食べて薬になる)の宝庫なんです。
今は秋。この季節の旬の野菜が肺と大腸を癒して、養ってくれる食べ物なんです。

なかでも、蓮根は肺ととても相性がいいので、積極的に取り入れていきましょう♬
東洋医学には、形の近い者同士がリンクする、という考えがあります。

『肺』と『蓮根』 形が似ていますよね。
この季節、私のために一生懸命に働いてくれる肺と大腸のために、蓮根を食べてください。

蓮根とともに効果を発揮してくれるのが、
大豆
ひじき
こんにゃく
人参

これらの食材を使って『ひじきの含め煮』を常備菜として冷蔵庫にストックしておけば、常に『秋のお手当』ができるんです。日本の食文化は食の智慧が詰まっています。

もう一度 基本に立ち返って『和食』の素晴らしさを暮らしに活かしましょう!

食べ物にはそれ固有のチカラがあります。
このチカラを上手に使って、生き生きとした日々を過ごしたいですね。


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