暑く、ジメジメした日が続きますね。もうすぐ梅雨明け。本格的な夏を迎えるにあたって、夏のお料理のコツをお伝えしようと思います。
マクロビオティックには季節による味付けに定義があります。
気温が上がれば、味付けを薄くする。
気温が下がれば、味付けを濃くする。
これは、『塩』は体を温める陽性食品なので、夏には控えた方が良いと考えるからです。塩分の濃い食事をとると、体が引き締まって体温を逃がしにくくなり、体に熱がこもってしまいます。それを解消しようとして冷たい飲み物やアイスクリームを食べると 胃腸が弱っていき夏バテを引き起こす原因になるのです。
体温を上げないコツは、塩分を控えること!
もう一つは、調理時間を短くすることです。煮炊きに使う『火』も陽性なので、調理時間が長くなれば食品が陽性化していくので、体温が上がる原因になります。
つまり、夏の料理のコツは
『塩』と『火』を抜くことが大切です。
短時間にサッと作る料理こそ、夏ご飯なんんです。
「今日のご飯は手抜きだね!」と言われたら、褒め言葉ですね♡
食べ物にはカロリーと栄養素だけではなく、それ固有のチカラがあります。このチカラを上手く使って、暑さに負けない体を作りましょう。