変わる時代 変わらない暮らし

秋になったのか、まだ夏なのか、このまま一機に寒くなるのか、ここ数年こんな会話をするようになりました。

私が子供の頃は春夏秋冬がはっきりしていて、10月は『天高く馬肥える秋』だったので、食欲旺盛で気持ちよく過ごせる時期だったと思います。今は夏なのか秋なのか、寒いのか暑いのか、それさえもあやふやな気がします。

気候変動だけではなく、私たちを取り巻く社会的な要因も大きく変化していますね。携帯電話の普及に合わせてSNSが日常になり、駅のホームでは全員が下を向いて電車を待っています。

先日、お教室で隙間時間を何に使うかという話になりました。
20歳の若い受講者の方は“携帯ゲーム”と即答でした。私も含めビックリしていると、「普通ですよね」と言われてしいまいました。もう少し上の世代の方は、「何かしないいけないと」と思うけど結局テレビを見てしまいます、とのこと。更に上の世代の方は、庭の手入れ・掃除とおっしゃり、「うゎーー」と皆で歓声を上げてしまいました。ちなみに私はボーっとするのが得意なので、隙間時間は気が付いたら終わってしまっています。

隙間時間をどう使うかは人それぞれ。世代の違いもあるのでしょうが、本人の生き方の違いも大きいと思います。若い頃に携帯電話やゲームが無かった世代の人、子供の頃から当たり前にあった時代の人。皆、それぞれの環境があるので、世代の違いを楽しんでお互いに認めあえば素敵なのかなと感じています。

ただ、いつの時代に生まれても、ご飯を食べて、働いて、学んで、楽しんで、寝るのは共通の暮らしだと思います。働き方、学ぶツール、遊ぶアイテムに違いはあっても、ベースは同じ。

これら全てを「暮らし」というのなら、自分らしく暮らしを楽しんでみてはいかがでしょうか。

時代は大きく変化していますが、暮らしの基本は変わっていないような気がします。誰かの真似ではなく、トレンドでもない、私が好きだと思うことに行動してみましょう。暮らしを楽しむというと、意識高い系と思われがちですが、何を楽しむかは自分次第。

時代は変わっても人間の暮らしの基本は、今も昔も同じ。

料理教室をやっている私としては、「ちゃんと食べましょう!」と言いたいです。それは“食べることは生きること、食べることは暮らしのベース”だからです。食事をおろそかにしていると、体が疲弊するので働くことも、学ぶことも、遊ぶことも、寝ることもできなくなります。暮らしのベースは“食べること”です。

時代は変わっても、人の暮らしは変わらないんです。
食べることが全ての土台、基本です。

旬の野菜をシンプルに味付けして、美味しくいただきましょう!これだけで私たちは幸福になれるチャンスをつかむことができるように思います。

ご飯から良い氣をいただいて、楽しく生き生きと暮らしましょう!


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