『おうちごはん』は精神安定剤

やっと夏の終わりを感じる日がきました。少し過ごしやすくなって、ホッとしていらっしゃる方も多いと思います。ちょうど今、夏と秋の間の季節を晩夏と言いますが、実はこの季節は体だけではなく心も注意が必要です。

お教室の生徒さんとお話していると、
・疲れがとれない
・気が滅入っている
・不安感がある
など様々なストレスを感じていらっしゃるようです。

でも、安心してください。この症状は自分だけではありません。皆、同じ‼

なぜなら、東洋医学では晩夏は下降のエネルギーが強く入ってくるので、免疫力が下がったり、気分が落ち込んだりする季節なんです。これは自然の流れ・摂理なので誰も逆らうことはできないのです。

気力がないこと、体力が回復しないことなどを必要以上に不安がらないでください。季節が秋に移るころ、なんとなく元気になりますよ。過度に不安になっていると増々体調が悪化していくので、
「自然の流れなんだなぁ」
「季節の影響だからこんな日もあるよね!」
こんな風に思いながら、やり過ごしてください。

私も落ち込んだり、悩んだりしています。生きているといろいろありますよね。心無い人の言葉に傷ついたり、人のことが羨ましくなって自己嫌悪に陥ったり、理由もなくセンチメンタルになったり……。人間なのでこんな感情も受け入れていこうと思っています。ただ、私には「私は大丈夫‼」という想いが常にあるような気がします。この想いはどこからくるのか、根拠は何かというと、それはご飯です。

私のごはんは、玄米、旬の野菜、お味噌汁、自家製ぬか漬けが基本です。あとはその日に食べたいと思うお魚や時々お肉をいただいています。玄米とお味噌汁だけの日も多いんです。

玄米には私たちが生きていく上で必要なミネラルがちゃんと含まれています。足りないのはビタミンⅭとたんぱく質なので、そこを野菜たっぷりのお味噌汁で補っています。ご飯はこれだけでいいんです。日本人はこれをしっかり食べておけば大丈夫なんです。毎朝、毎朝、どこにいても、どこに行ってっもここをしっかり守っています。

だから、いつも「私は大丈夫」と思えるんです。辛いことがあっても、落ち込んでいても、『ちゃんと食べているから全てうまくいく!今の自分でOK』、そんな風に思えるんです。

おかずはたくさん要らないんです。
シンプルが一番!
無理せずできる範囲で大丈夫。

玄米とお味噌汁をご飯の中心にするだけ!これだけで、根拠のない自信が湧いてきますよ。

食べ物はカロリーと栄養素だけではなく、それ固有のチカラがあります。このチカラを上手に取り入れて、自分らしく人生を輝かせましょう♡


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