この季節に最適な調理方法

長い夏が終わり、朝晩は寒さを感じる季節になってきました。お教室でも寒暖差の話題が多く、体調管理が難しいとのお話を伺っています。

マクロビオティックには『身土不二』という考え方があります。
「自分の暮らす土地で採れた食べ物を季節の恵みで食べると、人は健康になれる」というものです。「自分の暮らす土地」とは住んでいる場所つまり日本のことです。また「季節の恵み」とは旬の野菜を意味します。簡単に言えば、日本産の旬の野菜を食べると健康になるよ!と言うことです。

秋の旬の野菜は『根菜』です。その中でも大根、人参、蓮根に滋養のチカラがあります。これらの野菜を調理するとき皮を剥いている方がいらっしゃるのではないでしょうか。栄養の7割が皮と実の間にあると言われるので、汚れを洗って皮ごと調理すると良いですね。

調理法としては秋はキンピラがオススメです。
キンピラとは炒め煮のことで、料理名ではなく調理方法の名前です。大根や人参などをゴマ油で炒めて、味醂(甘酒)と醤油で含め煮をすればこの季節にピッタリの料理ができます。私はしめじやエリンギなどを加えたり、水菜や小松菜を入れたりして飽きないように工夫しています。

健康になるためにはいくつも方法があるわけではなく、シンプルに旬を楽しむことだと思っています。複雑に調理した御馳走より日本人が昔から食べてきたお惣菜にこそ癒しのチカラがあります。

食べ物にはカロリーと栄養素だけではなく、季節によって異なる癒しのチカラがあります。秋には秋に相応しい食材と調理法で生き生きとした暮らしを実現させていきましょう!

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