12月も中旬になり、なんとなく師走の気忙しさを感じるようになりました。主婦にとっては体力勝負の季節です。年末年始を健康に過ごすため、今日はダイエット&ヘルシーについて書いてみたいと思います。
お教室の受講者さんとお話をしていて気づいたことがあります。それは『ダイエット』『ヘルシー』を満たす基準が全て『太るか太らないか』であると思っている方が多いということです。
例えば甘味
生徒さん「甘酒とアガベシロップでは、アガベシロップの方がヘルシーですね。」
私 「どうしてそう思うのですか?」
生徒さん「だってアガベシロップの方がカロリーが低いから太りにくいですよね。」
例えばオイル
私 「素揚げすると油の処理が大変なので、フライパンで軽く焼いても美味しいです。」
生徒さん「油が少ない方が太らないからダイエットになりますね。」今までこんな会話を何度も繰り返してきました。
ではダイエットとは本来どういう意味なのでしょうか。日本でダイエットというと体重を減らして痩せることという意味にとらえられていますが、実はこれは間違い!本来は『健康のためにきちんと食べること』を言います。ヘルシーも然り。ヘルシー食=低カロリー食ではなく、『健康的な食事』という意味になります。
つまり人によっては、高カロリー食がヘルシー&ダイエットになる場合があるということです。自分にとってのヘルシー&ダイエットはどういうことなのかを知ることが、健康的であるためには必要だと思っています。どこかのモデルさんや、誰かの真似ばかりしていては、本当の自分らしさや健康は手に入らないのではないでしょうか。
以前漢方のお医者さまから教えていただいた言葉があります。
「数字ばかり気にしている人は癌になりやすい。体重を気にしすぎたり、水を何リットル飲むかを気にしたり、人間の健康はそんな数字ではないんですよ。」
自分らしく楽しく暮らすためのご飯、それがヘルシー&ダイエット食なんです。
気温が下がってきたら、まず体を冷やさないように工夫して、体温を上げるご飯を食べてください。必要以上の低カロリーを求めたり、体重計ばかり乗っていては人生は楽しめないのではないでしょうか。
今日という日を生き生き暮らす、そのためにご飯のチカラを使いましょう!
ご飯のチカラは必ず私たちの味方になってくれますよ。